歩く時のポイント
今回は歩き方について
歩き方、特につま先から地面に着くのか、かかとから地面に着くのか色々な意見がありますが、個人的にはどちらでも良いと思います。
マラソン等でも研究?されているみたいですが、個体差だと思いますので当院ではそんなに気にしません。
そこよりも当院で気を付けて欲しいポイントがあります!!
それは写真を参考にして頂きたいのですが
体の真ん中(横から見て)よりも後ろに脚がくることです!
直角三角形を描けているか!という事が非常に重要です
写真はまだ前足に体重が完全に乗ってませんが
後ろ脚が地面を離れる直前になれば、赤の線で描いたように脚がくるはずです。
しかし、多くの方はここまで後ろに足が残ってません。。。
特に日本人は。
ちょこちょこと前方にだけ脚を動かしています。。。
ちょうど行進する時のように。
もも(脚)を上げる事に意識が行き過ぎてしまって
後ろに脚を残すことをしていないので直角三角形が描けていません。
直角三角形が描けないと、体にはどういう影響があるのかというと
〇 ももの前・横ばかり使うので太くなる
〇 膝が痛くなる
〇 股関節が痛くなる
〇 お尻が垂れやすい
〇 腰痛
と言ったことが起こります。
当てはまる項目ありますか??
ちなみに、直角三角形が描ける歩き方だと
〇 ヒップアップ
〇 脚が綺麗になりやすい
〇 膝・股関節・腰痛になりにくい
などのメリットがあります。
もし、80歳を過ぎてもシャキッとした背筋と健康的な体でいたいのであれば
今からしっかりと意識して歩き方を変えなければ難しいでしょう。
意識する事でも変えてはいけるのですが、なかなか使っている筋肉までは意識しずらいですね。
そこで当院は関節を整えてあげることをします。
以前は股関節周りを鍛えて意識させていたのですが
関節を整えることで、勝手に意識できる状態になります(全ての方ではなく8割ぐらいの方は意識できます。)
あと、脚の重心に関しては、内くるぶしの下に来るようにすれば良いと思います。
そうすると脚の指で地面を押すような感じになるので、わざわざ指で蹴らなくてもすみます。
ちなみに、整骨院で働いていた時(約20年前)
脚の指で蹴って歩くように指導していたら膝が痛くなる方が増えました。。。
(勉強不足でした、すみません。)
見て目だけでなく、怪我の予防にもなりますので
ぜひ歩き方を意識してみて下さい!
ポイントは【直角三角形】です!
次は、なぜ? 関節を整えるのか について
では!